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執筆者の写真周平 柏原

バーチャロン教室

バーチャロンセンターでバーチャロン教室をやろうと言うことではありません。

Twitterで趣味教育論、新規古参論、レベル対応論など様々なバーチャ論がにわかに盛り上がったので、僕も書いてみようと思いました。


みんな共通する願いは「盛り上がって欲しい→人が増えて欲しい」だと思います。


僕から見えるバーチャロンを取り巻く現状は、良い環境だと思います。スター選手がいて周りの認識がある。その人たちが楽しんでいるし、レベルに合わせた教育もやる気がある。それらの教室はいろんな切り口のものが存在する。

自分がどれくらいのレベルなのか解らないのは当たり前で、その「物差し」があるのはそこを通った経験のある人。SNSの発達とPS4マスターピースのお陰で手軽に物差しを当ててもらえるしアドバイスがもらえる状況。


新規の人がやってみたいと思える、入りやすいと感じられるといいですね。


僕は「なんだか僕の知らない世界ですごく楽しんでいる人たちがいる」と言うのを感じた時に羨ましくて近寄って行った経験があります。

1つ目は「釣り」。社会人になってからでした。周りに興味があると言ったら紹介された師匠があたりでした。腕がいいのはもちろん、うまいルール説明をしてくれました。遅咲きの新規で入り込む僕が一番心配していたのは、現状で楽しんでいる人に迷惑をかけたくないことと自分なりに楽しみたいことでした。「自分なりに」と言うのは、「努力や我慢の先にしか楽しみはないよ」であれば趣味として頑張れない気がするんです。楽しいので努力や我慢をしたいのです。そこが師匠のうまいところでした。レベルに合わせてエンターテイメントです。行くたびに新しい楽しさを掴ませて遊んでくれました。

実はやる前は「釣りって退屈で釣れないもの。でもなんか専門店もあるし雑誌もいっぱいある。楽しんでいる人の人口がある程度ある。なぜだ?」と思っていました。こんなに攻め攻めでエキサイティングな戦いだとは思いませんでした。と言う先導が良かった経験です。



2つ目「模型」。プラモデルはゲームのなかった僕たち幼少期の男の子の普通の趣味の1つ。割と得意でした。自分の観測範囲(狭い!!)で一番でした。

中学の時にできた友達とそのお兄ちゃんが異次元のプラモを見せてきます。ガレージキットと言うらしい…信じられない塗装技術…え?これを何もないところから作ったの?は?


俺にもできるかも


馬鹿だ。あれから30年経ったけど、まだやってる。楽しい。



サーフィンって楽しそうじゃないですか?

ハワイとかで子供から90歳を越えても楽しんでいる人がいると聞く。いい波を求めて気圧図と毎日にらめっこ、どこまでも行く。遠くへ行った先で地元の友達に会う。雪が降っていても海岸で波を待っている。そんなエピソードが盛り沢山で、そんなにまでして楽しいのか!って羨ましく思っています。

しかし、ローカルルールがあるとか、この海岸のこの辺はあいつらがいるとか、という話もついてきちゃうんです。みんなが安全に楽しむためのルールを共有しようなら解りますが、「ここではこうすべき(俺たちがより気持ちよくなるために)」が説明もなく存在すると思うと、怖い。山育ちで海ってだけでも怖いのに、怖い。


戦車模型界が煮詰まった頃、「べきべき」怖いことがありました。しかしガルパンショックによって新規の大波が押し寄せました。べきべきさんはもう波に呑まれ沖の彼方。我々は思い思いのサーフィン(プラモ)を買って、好きな様に波に乗って楽しめばよくなったのです。

バーチャロンにもガルパンショックが起こらないかなぁ?



さて前述した現状が良いと感じるのは、SNSの発達とともに選択肢がたくさんあることです。べきべきさんが居たとしても無視する選択肢もあります。

あと大切な「楽しんでいますよ」を発信しやすくなりました。人が楽しんでいるのは見ていて楽しいし、楽しんでいるところを見てもらいたい。共感して欲しいですよね。新規の人が増えて盛り上がって欲しい理由もこの辺にあると思っています。さらにバーチャロンは切り口も多いです。小説、模型、同人誌(公式も含め)、攻略本(現行で更新され続けている)楽しんでいる様子を見せつけていきましょう!



最後に

もともとゲーセンで人が会って、集まって楽しむ設計のゲームです。ゲーセンで遊びましょう。

あと、これだけは揺るがない事実です。

長野県の白馬村にある旅館木塵に来れば、バーチャロンを楽しめます。


あなたは旅館木塵に遊びに来るべきです。


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